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平常心。

いやぁ、ずっとブログをサボっておりました。
2〜3日分は下書き状態のままにしているのですけどね。
合間を見て下書きのヤツもアップするようにします。

今はみんな、それぞれが
自分にできることは何だろうか…と考えていることだと思います。

私も節電と必要以上に買い占めはしないのを心掛け
先週タイ語のレッスンに行った時に
義援金詐欺があるから、信頼できる所に振込みした方がいいよねと
先生と話していて、私が郵便局から日本赤十字に振込みすると言うと
「私も郵便局に振込みに行きたい」と先生。
翌日、待ち合わせして一緒に振込みに行ってきました。

知人のタイからの留学生も一時的にタイへ帰国したり
先生もタイの実家から「帰ってこないの?」と電話がかかってくるそう。
でも今のところは帰らずに、日本で仕事を続けるつもりなのだとか。

被災地にいらっしゃる人たちのことを助けるのは
もちろん最優先だとは思いますが
被災地にいる犬や猫たちのことも心配です。
犬や猫たちを助けることが少しでも出来たらなと考え中です。


自分用ではありますが、以下メモしておきます。(長いです)

3月11日は夕方からNODA-MAPの芝居「南へ」を観に行く予定でした。

前の晩が寝不足だったため、「こりゃ芝居中に寝るかもしれない」と思い
少し寝ておくか〜と3階の寝室でベッドの中へと潜り込みました。

しばらくすると、翌日12日から四国出張で同行するカメラマンさんから電話が。
「明日からよろしくお願いしますね〜」と待ち合わせ場所と時間を確認して
再びウトウト…。

さて、そろそろ起きるかな〜と思ったところで
グラグラ…
あれ?地震?
ん??????
いつもの地震と何だか様子が違うと気づいた私。

昼寝していたため、ほとんどパジャマ状態に近かったので
この姿では避難できない!!と、とっさに判断し
あのユラユラと揺れている中、必死に着替えましたよ。
我ながらよく着替えられたなと、後になって思っております。

揺れがおさまり、すぐに2階のリビングへ向かうと
2階の階段の窓際に飾っていたタイの人形が床に落ちて、足の部分が折れていました。
我が家の被害としたら、その人形の破損と
私の仕事部屋に高く積んでいた書類がダダーっと崩れ落ちていたくらいで済みました。

急いでテレビをつけて、地震の規模を知った時には愕然としました。
しばらくテレビを見続けていたのですが、まだそんなに詳しい状況はわからず…。
芝居は公演中止になったと、一緒に行くはずだった友達から連絡があったので
とりあえず晩ごはんの食材を買いに駅前のスーパーへ。
この時点では、まだまだ人々の買い占め現象なんて全く起こっていません。
もちろん私も、いつもの分量の買い物しかしませんでした。

夕食の仕度をしながらテレビを見ていると
次から次へと、津波被害の模様が映し出され…声を失いました。

翌朝からの出張はどうなるのだろうと思い、関係者に電話したところ
「とりあえず飛行機が運行していたら決行してください」とのこと。


そして12日。
早朝、羽田空港までの電車はまだ運休していたので家族に車で送ってもらい、空港へ。

羽田空港の出発ロビーには、
前日から空港に泊まり込んでいた人々でごったがえしていました。
「ああっ、本当に大変なことが起こったんだなぁ」と
テレビで見ていたことは、現実に起こっていることなのだなと実感しました。

飛行機は出発が5分程遅れただけで、予定通り、1泊2日の出張へ。
地震や津波被害のことや原発の状況は気になってはいたものの、
伊予柑ソフトクリームを食べたり、鯛ごはんを食べたりと
いつもの地方出張と同じように、やるべき仕事をこなした後は
ご当地ものを食べて満喫しておりました。
すると出張中に「近所のスーパーからモノがなくなっているよ」とダンナからメールが。
え〜っ、そんなこと信じられないなぁ〜と思っていたのです。
でもtwitterの書き込みなどをチェックすると、
やはり東京ではそれも現実に起こっているのだ、というのがわかりました。


幸いにも、我が家には食べ物の蓄えが多少あったので
地震の後に初めてスーパーに行ったのは15日。
いつも行くスーパーが入場制限していたのには、びっくり。
そして納豆や麺類、ラーメン、パンなどの棚だけが、
スッカラカンになっている光景は不思議な感じがしました。

そして15日はNODA-MAPの芝居が再開。
交通機関のダイヤが不安定ということで、この日のチケットを持っていた友達から
「行けなくなったのだけど、空席にするのももったいないから、よかったらぜひ」と
前日にお誘いの連絡が来たので行くことに。
一緒に行く友達と、もしも帰りに電車が止まっても、家まで歩いて帰れるようにと
お互いリュックにスニーカー、懐中電灯、携帯ラジオなどを持参して劇場へ。

「南へ」の内容は自然災害のことだったので、観ていてなんとも複雑な心境でしたが
野田秀樹をはじめ、役者さんたちも、
公演を再開するにはきっとかなり覚悟したことだろうと思います…。
カーテンコールで野田秀樹が
「この日の公演のチケット代は義援金として寄付します」とのことでした。


と、中途半端ですが11日から15日までのメモでした。

by tongdeeng | 2011-03-21 17:21 | つぶやき